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トイレの修理で高額請求!?

先日、Yahooのニュースで、トイレの修理で70万円請求されたというニュースを見かけました。

一般的に考えても、修理費用としてはあり得ない請求金額ですので、今回のケースは悪徳業者による被害だと思います。

こういったケースは全国的に見ても多いみたいで、皆様も被害に遭われない様に注意する必要があります。

では、どういった事に注意すれば良いのか?

最も大切な事は

“トラブルを緊急性にしない事”

これが非常に大切です。

「トラブルを緊急性にしない事?」「どういう意味?」

「そんな事言われても、だってトイレが急に詰まったり、お湯が急に出なかったり・・・・突然トラブルに見舞われるのだから仕方がないでしょう?」

そんな声が聞こえてきますが、水まわりのトラブル修理で悪徳業者に狙われないためには、その一点が非常に大切です。

「トイレが使えない」「水漏れしている」「お湯が出ない」「夜間だしどうしよう~」

と、慌ててインターネット等で調べて、夜間でも緊急で来てくれる業者に依頼するパターンが多いと思います。

「夜間、緊急」このキーワードが付く時点で、対応できる業者の数が一気に絞られますし、常識的に考えても費用が割高になります。

勿論、「夜間、緊急」でも対応している誠意のある業者さんは沢山あると思いますが、

「夜間、緊急」のキーワードが付くだけで、悪徳業者に狙われやすくなるのは確実です。

どんな詐欺でもそうですが、基本的に「人の弱みに付け込む」のが常套手段ですので、「夜間、緊急」と言って依頼する時点で、弱みを相手に見せる事になります。

では、ここからが本題ですが、

それではどうすれば、‟トラブルを緊急性にしない”

で済むのか、解説していきます。

目次

その①水まわりにもっと関心を持つ

トラブルを緊急性にしない為には、日ごろからのお手入れが非常に大切です。

皆様は自分の体に関心がありますよね?

例えば、のどが痛いとか、お腹が痛いとか、熱っぽいとか・・・

お家も一緒なんです。

お家を自分の体と一緒と考えて下さい。

例えば、柱や、外壁や、屋根等は、体に例えると骨や皮膚の部分になります。

そして、お家の中に流れている給水管や給湯管は、体で例えると血管だと思って下さい。

電気配線は神経に当てはまります。

そして、排水管は体で例えると胃や、腸だと思って下さい。

人間の体も年を取ると、そこら辺に痛みや不具合が出ます。

お家も一緒で、年数が経つとそこら辺が傷んできます。

特に水まわりは、血管や消化器系の役割をしていますので、目には見えませんがだんだん劣化していきます。

自分の体を大切にするのと同じで、お家の水まわり設備も大切にするという心構えが必要です。

水まわり設備に関心を持つことで、普段とは違う不具合に気付いたり、水漏れを早期に発見できたり、給湯器の異常や、トイレの排水の詰まり等にも事前に気付く事ができます。

もし、そういう段階で修理を依頼することができれば、業者選びにもじっくり時間をかけれますし、修理に来た業者が高額な見積もりを提示しても、「じゃあ、結構です。お帰り下さい。」と、なんの躊躇も無くと断る事が出来ます。

その②最低限の知識は身に付ける

水まわり設備に関する知識として、最低限の知識は身に付ける必要があると思います。

例えば

最低でも水道元栓の位置を把握しといて水漏れがあった場合、とりあえず元栓を閉めれば水を止める事ができるので、その程度の作業は、自分たちで直ぐに実行できるようになっておく必要があると思います。

また、トイレの詰まりに関しては

トイレに流しても良いものと、悪いものの区別が出来る程度の知識を持つことと、
万が一、詰まらせた場合は、ラバーカップ(詰まった時にパッコン、パッコンする道具)位はトイレに常備しておいて、とりあえず自分たちで作業ができる様にはなっておくべきだと思います。

さらに欲を言えば、キッチン、洗面所、トイレ等、給水管や給湯管接続部の手前には個別に止水栓が設けられているケースが多いので、水漏れがあった場合、ピンポイントでそこだけ止水する事も可能なので、学習しておくといざという時には役に立ちます。

その③広い心で対応する

夜中の急なトラブルに見舞われても、焦らず、広い心で対応する事が肝心です。

例えば

水漏れが発生した場合、不便ですが水道元栓を閉めれば、とりあえず水漏れは解決できます。

水が必要ならコンビニに買いに行くとか、そういう時の為に水を常備しておくとか準備も出来ますし、朝まで待って、じっくり業者を選んでから修理を依頼すれば解決します。

また、急にトイレが詰まった場合でも、一晩だけ近所の公園やコンビニのトイレを利用させてもらう等、不便ではありますが、災害時の事を想定すると自宅のトイレが使用できないだけなので、広い心を持って対応するように心がけましょう。(勿論、そうならない様に普段からのお手入れが大切です。)

まとめ

いかがでしたでしょうか?

頭では分かっていても、いざ、そういうトラブルに遭遇すると気が動転してしまう。それは、誰しも同じです。

ですが、そうなった時、仮に十分な準備がたとえ出来ていなくても、十分な知識が無くても、現在ではネット上であらゆる情報が手に入る時代です。

ネットで少し検索すれば、対処法が見つかったりする場合もありますので、トラブルに遭遇した時は、慌てず、冷静に行動して下さい。

因みに、弊社のホームページ内でも、水まわりのトラブルの解決方法等を掲載しておりますので、是非、参考にして下さい。

【参考】

トイレ修理

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この記事を書いた人

株式会社近畿住設の代表取締役
大学卒業後リフォーム会社に就職し、その後父の会社を引き継ぐ。
27歳で結婚し、現在2児の父親。
リフォーム会社での営業、現場管理の経験と、現会社での配管工としての経験を活かし、水まわりのリフォームを中心に、営業から施工までオールマイティーに活動しています。

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