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社長に聞きたいQ&A

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目次

社長の経歴について

インタビュアー

Q1.社長の経歴を簡単に教えて下さい。

社長

A1.大学を卒業後、リフォーム会社に就職し、その後、当時父親が経営していた現会社に入社しました。

インタビュアー

Q2.建築系の会社に就職したのは何故ですか?

社長

A2.大学を卒業と言っても「学」もなく、文系でしたので、就職先といっても一般営業職くらいしか見当がつかなかったので、同じ営業職に就くなら物の価値だけでなく、私自身の人の価値で買ってくれる物は何かと考えた時に、あっ「住宅」だ!と思い立って、建築系の会社ばかりを狙って就活していました。
(住宅は一生に一度の買い物ですし、そんな大事業に立ち会いたいという気持ちも強く、自分自身をどんどん成長させれると感じました。)

社長

その結果、たまたまリフォーム会社に就職が決まり、リフォームの魅力に取りつかれました。

インタビュアー

Q3.リフォーム会社ではどういう仕事をされていたのですか?

社長

A3.そのリフォーム会社は、営業から現場監理、業者への支払い(請求書の査定)まで、全て一気通貫で一人の担当者が行う方針でしたので、あらゆる業務に携わらせていただきました。
おかげでとても良い経験ができ、現在私がリフォームを専門としている会社を経営できているのも、そのおかげが大きいです。

株式会社近畿住設について

インタビュアー

Q4.株式会社近畿住設の経歴を簡単に教えて下さい。

社長

A4.株式会社近畿住設(以下弊社という)は父親が立ち上げた会社で、元々は水道工事店として、ハウスメーカーや、地場の工務店等の下請け業者として、主に一戸建て住宅の給排水衛生設備工事を担当していました。

社長

私が入社した時もその様な時期でしたので、前のリフォーム会社での経験はありましたが、配管工としての技術や知識は皆無だったので、仕事を覚え、技術を習得するのは大変でした・・・。
最終的には、一戸建て住宅の配管程度であれば、私一人で十分施工が出来る位の技術と、経験、資格は習得しました。

インタビュアー

Q5.上記の様な体制から現在は主に元請けとして、エンドユーザー様から水漏れや水回りのリフォーム等を請け負っていらっしゃいますが、どういう変化があったのですか?

社長

A5.そうですね、当時は下請けの仕事に追われ、エンドユーザー様からの水漏れ修理の対応等が全くできない状態で、周りの同業他社を見てもその様な状態でしたので、エンドユーザー様の依頼の受け皿がなく、「難民」状態になっていました。

社長

恐らく全国的にもそういった背景があり、水漏れ修理専門、24時間対応受付の様な会社が続々と参入してきたと思うのですが、高額請求をされたり、色々トラブルがあったりを見聞きする内に、これではダメだと思い、やっぱり地域密着で地元で長年活躍している私達の様な会社が、その受け皿になるべきだという思いもあり、脱下請けの道を選択し、現在があります。

インタビュアー

Q6.貴社の一番の強みは何ですか?

社長

A6.そうですね、一番の強みは水まわりに関する工事(給排水衛生設備工事)は、営業から施工まで私一人で全て対応可能だという点です。
職人(配管工)としての経験とスキルを持った私がお客様と直接お打合せし、ご契約後は私が職人として現場で施工します。

社長

ですので、営業にお伺いした段階で職人目線でのアドバイスも可能ですし、施工段階では私がお客様と直接打ち合わせた内容に従って、施工を進めることが出来ます。
営業から施工まで全て私が責任を持つ事で、お客様といい加減な約束をする事はありませんし、「言った」「言ってない」、「聞いた」「聞いてない」の行き違いのリスクを最小限に減らすことが出来ます。
また、他人を介しない事で、施工費や経費を最小限に抑える事ができますので、「工事価格」という面でもお客様にメリットを付与する事が可能です。

リフォームに関する事について

インタビュアー

Q7.貴社がお客様宅をリフォームする際に一番心がけてることは何ですか?

社長

A7.そうですね、やっぱり一番は「お客様を思いやる気持ち」ですね。
リフォームは新築と違い、お客様が生活されている中をお邪魔して工事しますので、養生は勿論、お客様への心配りが一番大切です。

インタビュアー

Q8.もう少し具体的に教えてもらえますか?

社長

A8.そうですね、先ずは基本中の基本ですが、工程表の工程を遵守する事ですね。特に水回りのリフォームの場合は、工事中に断水することがあったり、お風呂やトイレが何日も使用できない等、お客様にかなり不便を強いる事になります。ですので、事前に工程表をお渡しして、今日はこういう工事をします、明日はこういう工事をします。いつまで工事がかかります。という事をきちんと示して、それを遵守するのはとても重要です。

社長

また、工程を遵守するのは当たり前として、例えば作業内容で断水が予定されている場合は、断水時間を事前に告知してあげるとか、断水時間がなるべく短くなるように施工方法を工夫するとか、お客様の昼食時の断水は避けるとか、色々気配りできる事は多々あります。

インタビュアー

Q9.なるほど、社長のお考えは理解できましたが、他の協力業者さんはどうなんですか?

社長

A9.他の協力業者さんも、みんな同じ想いで仕事してくれています。
工程を遵守してくれているのもその一つですが、例えば、事前に計画していなかった内容でも作業を進める中で、「ここはやっぱりこうした方が良いのではないか?」とか、「ここはどうしたら良いか、きちんとお施主様に確認してからの方が良いのではないか?」とか、私が気付かない事でもお施主様に配慮したアドバイスを色々してくれます。

その他(雑談)

インタビュアー

Q10.リフォームの相見積もりについてはどう思いますか?

社長

A10.リフォームは、何の材料を使うか、どういう工法で施工するか、誰が施工するか、商品はどこから仕入れるか、利益率をどれだけ見込むか等によって金額が異なりますので、複数の会社に見積もりを依頼しても、全く同じ見積書になる事はないと思います。

それ故にエンドユーザ―様にとっては、何が正解で何が不正解なのか分からず、複数の会社に見積もりを依頼したくなる気持ちはよく理解できます。

社長

ですが、結局のところ工事が無事終わってこその評価になりますので、見積書を比べるだけでは何の意味もありません。
見積書は単に参考資料の一部という捉え方をして、見積書には記載されていない内容(会社の体制、体質、人柄、評判等)こそ吟味する必要があります。
本来は、相見積もり等する必要がない位、信頼できる業者を見つけることが理想だと思います。

インタビュアー

Q11.全国規模の水漏れ修理の24時間対応等を謳っている会社の事は、どう思いますか?

社長

A11.要は使い分けが肝心だと思います。
夜中や早朝等、一般的な水道工事店等の営業時間外での急なトラブルであれば、そういった24時間対応の会社に頼らざるを得ないと思いますので、利用されると良いと思います。
但し、もちろんそういう時間帯に来てもらうのですから、料金も割増しになると思いますし、どういう方が来られるのか全く分からないので、リスクを承知で依頼する事になると思います。

また、それ以外の時間帯でのトラブルであれば、ネット等でお近くの水道工事店等を検索・吟味して、依頼されると良いと思います。
どういう方が来られるか、少なからず把握する事も可能ですし、24時間対応等特殊な体制ではないので、料金も抑えられると思います。

インタビュアー

Q12.リフォーム業界全体に関して、何かご意見はありますか?

社長

A12.そうですね、私が常々思うのは、「お客様にとって理想のリフォーム会社ってどういう会社なのだろう?」とよく考えたりします。
現実的ではなく、理想だけの話をしますと、一人の担当者がお客様と契約し、その担当者だけで現場作業も完結してしまうというのが、お客様にとっては一番最良の形なのだろうと考えます。

お客様にとって関わる人間が増えれば増える程、好き嫌いも出てきますし、相性の合う合わない、打ち合わせ内容の行き違い等が発生するリスクが高くなります。

ですが、現実はそう上手くはいかず、現場作業(職人)は技術と経験がモノをいう世界ですので、何でも出来るようなそんな超人を生み出す事は不可能で、実際は現場作業員(職人)と営業は分けられてるのが殆どです。

社長

現在、職人不足といわれており、その対策として国は色んな業種の現場作業ができるいわゆる「多能工」というのを育成しようとしています。
一見良い対策に思いますが、施工の品質が落ちるのは間違いありません。

私の考えだと、職人は現場作業しかできない人だから、日当も頭打ちになり給料が上がらないので、職人の成り手が居ないと考えます。

色んな業種の現場作業ができる「多能工」を育成するのではなく、営業もできて現場作業(1種類で良い)もできる「多能工」を育成する事で、職人不足を解消し、そういう人が増える方が、仕事を依頼するお客様にとってもメリットになると感じています。

将来的にそういう人材を育てて、弊社に配置する事ができれば、より理想に近づくと思っています。

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