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工事ブログCase13.パン屋さんを守れ!!白蟻駆除と建具改修工事

OBのお客様の娘さんが経営するパン屋さんの件で、木製の窓やドアが経年劣化と白蟻による被害でかなり傷んできたので改修して欲しいと依頼がありました。

Part1.現場調査開始

パン屋さんの名称は「庭のパン屋さん」という名称で、名前の通り歯医者さんの裏庭にポツンと店舗があり、敷地内はウッドデッキが一面に敷かれており、ベンチやテーブルも設置されているので、購入したパンをその場で食べる事もできます。

店舗の家屋自体があえて簡素な構造で造られており、庭の中に建てられているという事もあって、オープン当初から白蟻には手を焼いているそうです。

今回改修の対象となるのは、現場で造作した木製の連窓と、裏口の扉です。

裏口の木製のドアは、表面の板が痩せて隙間が空いていたり、建付けが悪くなっており、開け閉めするとドアが枠と擦れて開け閉めがしにくくなっていました。

また、連窓の方は、全体の窓枠だけでなく、特に一番下の窓枠部分の劣化が激しく、指で触ると穴が空く様な状態でした。

オーナー様の要望としては、裏口のドアは全交換して、連窓の方は、窓部分(建具部分)は現状のまま再利用したいとのご要望でしたので、その内容でお見積書を提出し、工事当日の解体状況の傷み具合により、建具部分も新調させてもらうことにしました。

Part2.工事開始

工事は、8月に毎年パン屋さんが大型連休する期間中に施工させていただきました。

窓枠を取り外すと、予想通りかなり白蟻の被害がありました。窓枠部にはドリルで穴を開け、薬剤を注入しました。

店内は、床板や壁板に等間隔でドリルで穴を開け、薬剤を注入後、最終的に床板に薬剤を散布しました。

ウッドデッキも同様で、床板に等間隔でドリルで穴を開け、薬剤を注入後、最後に薬剤を散布しました。

最近の薬剤は本当によく出来ており、板がびしょ濡れになるくらい薬剤を散布しても、殆ど臭いはしません。

Part3.工事完了

8月の猛暑の中、約2日間で工事は完了しました。

改修後の写真を見ると、素人目には簡単そうに見えますが、実は色んな所に細かな細工があったり、何度もカンナがけによる微調整が必要だったり、なかなか大変な工事でした。

当初は窓枠以外は再利用する予定でしたが、一番下段のはめ殺しの窓は全体的に傷みが酷かったので、建具も新調となりました。

後日訪問すると、オーナー様が綺麗にペンキを塗っており、窓が完全に蘇りました。

Data.

現場名庭のパン屋さん様邸
工事名白蟻駆除及び建具改修工事
建物種別一戸建て
築後年数
工期2日間
工事金額45万円
主に使用した器具
備考

備考:お店紹介

店名庭のパン屋さん
住所和歌山市三葛102-1
営業時間10:00~18:00
定休日火・水曜日
連絡先073-444-6555
Facebookhttps://www.facebook.com/niwanopanyayakipan
Instagramhttps://www.instagram.com/niwanopanyasan

とっても美味しいパン屋さんなので、ご興味のある方は、ぜひお立ち寄りください!!

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この記事を書いた人

株式会社近畿住設の代表取締役
大学卒業後リフォーム会社に就職し、その後父の会社を引き継ぐ。
27歳で結婚し、現在2児の父親。
リフォーム会社での営業、現場管理の経験と、現会社での配管工としての経験を活かし、水まわりのリフォームを中心に、営業から施工までオールマイティーに活動しています。

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