こんにちは、『水まわりリフォーム相談室』第110回目です。
皆さんも是非、参考にして下さい!!
タイトル「在宅介護のためのトイレはどれぐらいの広さが必要か」
相談者は、香川県高松市の一戸建て住宅にお住まいの方です。
- 80代母が脳梗塞で左半身が思うように動かないため車いすで移動。
だんだんと身体能力が落ちてきたため一人で行けていたトイレも介助が必要になったが、トイレが介護を想定して作られていないため今は何とかつかまり立ちできるため介助はズボンの下げ下ろしだけでいいが、今後さらに体が動かなくなった時のためにトイレのリフォームを考えているが、現在一畳程度の広さで入り口は60センチほどだが介助人も入れる広さとなると追加でどれくらいの広さが必要でしょうか -
トイレで介助が必要な場合は、最低でも一坪(間口1,650㎜×奥行1,650㎜)程度のスペースが必要となります。
また、廊下から介助用の車いすで直角に曲がってトイレに入られる場合は、入り口の有効開口スペースが750㎜以上必要となります。
そのスペース内で便器をどの向きでどの位置に設置するかは、トイレの入り口の位置や、お母様の身体状況等を考慮して計画されると良いと思います。
リフォームを相談される場合は、お付き合いのあるケアマネージャーさんや、介護の知識がある方のアドバイスをもらって計画して下さい。
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