こんにちは、『水まわりリフォーム相談室』第115回目です。
皆さんも是非、参考にして下さい!!
タイトル「中古マンションの浴室リフォームについて」
相談者は、福井県大野市の集合住宅にお住まいの方です。
- 中古のマンションを購入したのですが、浴室の壁がタイル張りで入居時からタイルのひび割れがあり、上からの荷重がかかって歪んできているのか盛り上がってきているところもあります。
タイルの目地のゴムのようなものも剥がれて垂れてきているのですが、浴室の壁のみのリフォームはできるのでしょうか?あと、きちんとレールの掃除をしているにも関わらず浴室入り口の折り戸が開きにくいのですが、ドアだけの交換で治るものでしょうか。 -
ユニットバスの場合、壁だけの修繕は基本的には出来ませんが、文面から推測しますと、ユニットバスではなく、在来浴室若しくはハーフユニットバス等だと思いますので、壁だけの修繕は可能かと思います。
タイルの一部が盛り上がってきているのは、上部からの荷重がかかっている訳ではなく、単に下地との接着性に問題(劣化等)が生じ、浮いてきている状態だと思います。
入口の折戸に関しては、調整等で改善する可能性もありますが、カバー工法等の施工方法で折戸を交換する事も可能です。
現状のアルミの枠はそのまま残存し、折戸の建具のみを取外し、既存のアルミ枠の上に被せるような形で新たな建具枠を取付けて、新規折戸を設置する方法です。
枠の上に枠を被せるので、現状の折戸よりも上下左右15~30㎜程度大きさが小さくなります。
いずれにしても、壁のタイルがその様な状態ですと、防水性に問題が生じて下階への漏水事故にも繋がる可能性もありますので、一度お近くの専門業者に相談して調査してもらって下さい。
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