■このページでは、水回りのトラブルや、水回りのリフォームに関するよくある質問とその回答を掲載しています。ぜひ、ご参考にして下さい!!
トイレに関するよくある質問
Q1.トイレが最近よく臭うけど大丈夫?(クリックしてね)
☆水洗トイレの場合
【A1】水洗トイレの場合は、本来便器から下水の臭いが逆流する事はないので、通常臭いがそれほど気になる事はありません。
それなのに臭いが気になる場合は、トイレの排水管が詰まっている可能性があります。
トイレの詰まりが発生すると、トイレを出た直ぐ屋外にある排水マスや会所に汚水が滞留し、そこから臭いが発生している可能性があります。
気になる場合は、一度排水マスのフタを開けて詰まりがないか点検してみて下さい。
☆くみ取り便所(簡易水洗便所含む)の場合
くみ取り便所の場合は、便を溜めている便槽と直接繋がっているので、多少の臭いは仕方がない部分ではあります。
通常便槽には「臭突管」と言って、臭いを大気に放出するための煙突の様な物が配管されており、その先端部分に換気のファンが付いています。
その換気ファンが正常通り運転している場合は、多少なりとも便槽内の臭いを吸い取ってくれるのですが、その換気ファンが壊れていると臭いを吸い取ってくれなくなります。
最近急にトイレの臭いが気になる場合は、その換気ファンが正常に作動しているか確認して下さい。
確認の方法は、換気ファンが回っている様子を目視で確認するか、目視で確認できない場合、実際に便槽のフタを開けてファンからの吸い込みの風が来ているかチェックしてみて下さい。
ファンが止まっている場合は簡単に交換する事が出来るので、直ぐにお近くの業者さんにご依頼下さい。
また、簡易水洗便器の場合は、基本的にくみ取り便器と同じ仕組みなのですが、唯一くみ取り便器と違う所は、便器の便排出部分に俗にいう「フラッパー弁」という「パカッパカッ」と動くフタが付いています。
この弁がきちんと閉まっており、水密性を確保できている間は便槽からの臭いを多少ブロックできるのですが、この部分を調整しているワイヤーやパッキンが摩耗して水密性が保持できなくなると、便槽内の臭いがもろにトイレ内に上がってきてしまうので、換気ファンも含め、そのフラッパー弁の状態もチェックしてみて下さい。(修理可能です。)
Q2.トイレが詰まったみたいです。どうすれば良いですか?(クリックしてね)
【A2】トイレの軽微な詰まりは、ご自身でも解決できます。
①用意する物:ラバーカップ(先端がお椀を逆さにした様な形状で、それに取っ手となる棒がくっついた器具。俗に言う〝スッポン”)、大きな透明なビニール袋、粘着テープ。
②ラバーカップのお椀の方を下に向けて、便器の水たまりの中に立てます。
③次に大きなビニール袋の中央付近に、そのラバーカップの取っ手が通るくらいの穴を開けます。
④ビニール袋の穴にラバーカップの取っ手を通して、ビニール袋を便器を覆うように被せ、 便器の縁に沿ってビニール袋を粘着テープで固定します。
⑤準備が全て整ったらラバーカップの取っ手を握り、便器の水たまりをめがけお椀が潰れる位ラバーカップを力強くゆっくり押し込み、1~2秒数えた後、次にそれを一気に手前に引っ張ります。
⑥詰まりが解消されるまで、⑤の動作を何度も繰り返します。
※但し、トイレに流してはいけない物(おむつ、生理用品、携帯電話、子供のおもちゃ等)を誤って流した為にトイレが詰まってしまった場合は、おそらく上記の方法では解消されず、便器を一旦取り外したりする必要がありますので、専門の業者に依頼するようにして下さい。
Q3.トイレの水が止まらなくなったのですが、どうすれば良いですか?(クリックしてね)
【A3】便器の水が止まらなくなる原因のほとんどが、便器ロータンク内の「ボールタップ」という部材の故障、もしくは同じくタンク内にある「フロートバルブ(フロートゴム)」の経年劣化によって起こります。
※詳細は弊社ホームページコンテンツ「トイレのトラブル解決集」を参照して下さい。
ご自身で修理するのは少し困難なので、お近くの業者さんに相談してください。
業者に依頼するときは、便器の型番やタンクの型番を伝えると、より迅速な対応が可能になります。
便器やタンクの型番は陶器の何処かに貼られている型番のステッカー等で確認します。
また、今回の故障は放っておくと当然水道料金がどんどん高くなりますので、そうならないように仮に水を止めておきたい場合は、下記の画像にある様に、止水栓の先端部分をマイナスドライバー等で時計方向に回らなくなるまで回すと、水が止まります。
但し、経年劣化で止水栓自体が固くなっており、ある一定の力を加えても回せない場合は、あまり無茶をし過ぎると給水管自体を破損してしまう恐れがありますので、その時はあまり無茶をせずに専門業者の到着を待ちましょう!!
Q4.洋式便器と床の設置面(洋式便器の足元)が常に濡れています?(クリックしてね)
【A4】洋式便器の足元が濡れていると排水が漏れているのか?と疑いたくなりますが、便器にガタツキがあったり、便器がグラグラしていない限り、その可能性はかなり低いです。
もし、上記の様にガタツキ等がある場合は、便器を固定しているナットが緩んでいる可能性があるので、増し締めして様子をみます。それでも、もし解消されなければ、便器を一旦外して、配管との接続部のパッキンやガスケットと呼ばれるパテを交換します。
洋式便器の足元が濡れている原因で最も一番多いのは、男性のおしっこのおこぼしです。
特に小さい男の子のお子様がいらっしゃるご家庭ではよくあるトラブルです。先ずはその可能性がないかどうか確認して下さい。
次に多いのが、トイレの他の部分から水が漏れており、それが床を濡らしているパターンです。その中でも特に多いのが洗浄便座からの水漏れで、便座内部の貯湯タンク付近から水がポタポタと床に落ちているケースがあります。
また、便器に接続されている給水管からの水漏れのケースもありますので、トイレの床が濡れている場合は、排水の漏れを疑う前にそれ以外の箇所で水漏れが発生していないか十分確認して下さい。
最後に稀なケースとして、便器の結露が原因で床を濡らしているケースもあります。便器やタンクの外側が結露していないかよく観察して下さい。
Q5.簡易水洗便器が故障しました。修理出来ますか?(クリックしてね)
【A5】故障箇所の内容にもよりますが、修理部材が調達可能な限りほぼ修理可能です。
故障箇所として多いのは、便器のタンク内の故障や、便器内の便を排出する時に「パカッ、パカッ」と閉じたり開いたりする俗にいう「フラッパー弁」と呼ばれる部分です。
タンク内の修理(部材交換)は部材を取り寄せて弊社でも修理可能ですが、フラッパー弁の修理(交換)は便器を一旦取り外したりする必要がありますので、弊社の場合はお客様からメーカーに直接修理を依頼してもらっています。
Q6.くみ取り便所を水洗便所にリフォームすると、どれ位費用が必要ですか?(クリックしてね)
【A6】①公共下水道が整備されていない地域の場合
公共下水道が整備されていない地域の場合、水洗便所にリフォームする為には「合併浄化槽」を設置する必要があります。
合併浄化槽を設置するには各自治体への事前申請が必要で、工事の許可が下りてからやっと着工する事ができます。
合併浄化槽を設置するには、敷地内に設置できるだけのスペースと、重機等が進入できるスペースが必要です。
合併浄化槽にはトイレからの排水だけでなく、生活排水も接続する必要があるので、宅内の既設の排水管はほとんどやり替える必要があります。
以上等の事から総工事費としては、トイレのリフォームも合わせて120万円位~130万円位(税込み)は最低必要になりますが、各自治体からの補助金を受けられる制度があります。
②公共下水道が整備されており、既に供用が開始されている(接続工事が可能な)地域の場合
公共下水道が供用開始されている地域の場合、宅内に新設された公共下水マスに配管を接続する事で、トイレを水洗便所にする事ができます。
公共下水マスに接続する場合も、各自治体に事前申請が必要で、工事の許可が下りてからやっと着工することができます。
浄化槽を設置する必要がないので、敷地の広さ等、工事を制約するものはほとんどありません。
公共下水マスにはトイレからの排水だけでなく、生活排水(一部の地域は雨水も)を接続する必要があるので、宅内の既設の排水管は改修が必要となります。
総工事費としては、宅地の条件にも左右されますが、トイレのリフォームも合わせて約60万円位~70万円位(税込み)必要になります。
Q7.洋式便器の便器のみ取替えは可能ですか?(クリックしてね)
【A7】もちろん可能です。
現在ではリモデル便器(TOTO製)やリトイレ便器(LIXIL製)といって、リフォーム専用の便器がたくさん商品化されているので例外を除いてほぼ対応できます。
リモデル便器やリトイレ便器を使用する場合、トイレの床や壁の解体工事が不要ですので、費用も安価で工事日数も半日~1日程度でリフォーム可能です。
また、簡易水洗便所の洋式便器の場合は、特に水洗便器の様なリフォーム専用の便器は商品化されていないので、多少制約を受ける部分はありますが、排水の位置が異なっていてもある程度対応できる商品が販売されているので、そちらで交換は可能です。(工事日数:半日~1日)
Q8.便座を洗浄便座に取替えたいのですが、簡単にできますか?(クリックしてね)
【A8】便座の交換作業自体はさほど難しい工事ではなく、作業時間は1時間もあれば十分です。
但し、普通便座から洗浄便座に取替える場合は、トイレ内に電源コンセントが必要になりますので、無ければ別途電気配線工事が必要になります。
商品も各メーカーから色んな機種が販売されておりますが、現状の便器が特殊な便器であったり、洗浄便座を設置するだけのスペースが無い等の特殊な条件以外は、大抵どの機種も取付け可能です。
また、商品に関しては、昨今ホームセンターや家電量販店でも洗浄便座が売られておりますが、それらの商品は「量販店向け用」に機能や材質のグレードを抑えてコストカットして製造されている安価な商品ですので、そういう製品を購入される場合は、その事を十分理解した上でご購入下さい。
Q9.くみ取り便所を簡易水洗便所にリフォームしたいのですが?(クリックしてね)
【A9】くみ取り便所を簡易水洗便所にリフォームするのは可能ですが、リフォームする前に一つ注意する点があります。
それは、簡易水洗便所になると僅かですが水を使って排水しますので、便槽に溜まる水の量が増え、くみ取り料金が高くなります。
また、家族数が多いのに元々の便槽の容量が小さいと、溢れたりする事もあり得ますので注意が必要です。
工事に掛かる費用や日数は、現況の状態とどこまで手を加えるか等によって左右されますが、弊社の事例等を参考にすると、日数では3~4日程度で、費用は約45万円位~55万円(税込み)程度要すると思われます。
Q10.最近くみ取り料金が高くなったけど、どうして?(クリックしてね)
【A10】家族人数が増えたり、使用状況に大きな変化がないのに汲み取り料金が高くなってきた原因として先ず考えられるのは、雨水や地下水の侵入です。
経年劣化で便槽にひび割れや穴が開いていたり、便槽のフタのフチ等から雨水が入り込んでいないか確認する必要があります。
破損を確認する為には便槽の中を一旦空っぽにする必要があるので、定期的なくみ取り日に合わせて確認作業を行うのが一般的です。
破損箇所によっては、コーキング等の応急修理で対応できるケースと、実際便槽の中に人が入ってFRP樹脂等で修理する必要があるケースがありますが、破損があまりにも著しい場合は、修理不可で、便槽を新たに設置し直す等の工事が必要になるケースもあります。
キッチンに関するよくある質問
Q1.キッチンの水栓から水が漏れています。直りますか?(クリックしてね)
【A1】水栓の形状や漏れている箇所等によっては一般的な共通の修理パーツ(パッキン)で修理可能な物と、その水栓に対応した修理パーツが必要な物とがありますが、基本的に修理パーツを入手可能であればどの様な水栓でもほぼ修理可能です。
水栓の修理方法や仕組みについては、弊社ホームページコンテンツ「水栓金具のよくあるトラブル質問集」を参照して下さい。
Q2.システムキッチンの水栓のみ取り替える事は可能ですか?(クリックしてね)
【A2】もちろん可能です。キッチンの天板に開いている水栓取付用の穴のΦ径が同じ物であれば、現状とよく似た商品でも、グレードアップした商品にでも通常は取替え可能です。
但し、形はよく似ていても、吐水パイプの長さや角度、水栓本体の背の高さ等、各商品によって色々違いがありますので慎重に選ぶようにして下さい。
※弊社の場合の取替え工事代金は、基本『商品代+7,700』(税込み)となります。(別途出張費必要)
Q3.システムキッチンのガスコンロやレンジフードは交換できますか?(クリックしてね)
【A3】はい、どちらも交換可能です。
ガスコンロの場合は、お使いのガス種(プロパンガスor都市ガス)のみ間違わなければ、今流行りのガラストップコンロにも交換できます。
工事作業時間も1時間程度で、工事費用は処分費も含め27,500円(税込み)程度(メーカー施工)です。
レンジフードの場合は、「プロペラファン」と「シロッコファン」の2種類があり、現状のファンに合わせて選ぶ必要があります。
「プロペラファン」と「シロッコファン」の違いは、プロペラファンは昔からあるタイプで見た目は扇風機とよく似ています。建物の外壁に面した壁に直接設置されており、外壁をそのままくり抜いて排気しています。
一方「シロッコファン」は無数の羽が縦型に回るファンで、ダクトと接続して屋外に排気しています。
あとは、レンジフードの大きさ(間口)をチェックして、同じ大きさの商品を選ぶ必要があります。
以上等の条件さえクリアできれば、各メーカーのお好みの商品を選ぶことができます。
Q4.キッチンに卓上の食器洗い乾燥機を設置したいのですが?(クリックしてね)
【A4】卓上の食器洗い乾燥機を使用する為には、食器洗い乾燥機に給水(給湯)管を接続する必要がありますが、その給水(給湯)管をどの様にして分岐配管するかがポイントになります。
システムキッチンをご使用の場合、既設の水栓を食器洗い乾燥機への給水(給湯)分岐口が付いている水栓に取り替えてやるのが、一番手っ取り早くスムーズで綺麗に仕上がります。
この方法で施工すると特に難しい工事をする必要がなく、単に水栓を交換するだけの工事になるので費用も安いです。
もし、システムキッチンで水栓を交換したくない場合は、天板に穴を開けて、そこに専用の給水コック(給水栓)を取付、シンク下の給水(給湯)管から配管を分岐し、その給水コックに接続し、その給水コックから食器洗い乾燥機に給水ホースで接続するといった作業が必要です。
この方法で施工すると、一見新しい水栓を購入する必要がなくなり、工事費が安く済むと思いがちですが、カウンターに穴を開ける作業があったり、シンク下で配管を分岐したり、専用の給水コックを取り付けたり等、作業手間が一気に増えるので、こちらの方が得とは言えません。
最後にシステムキッチンではなく通常の流し台をお使いの方の場合は、水栓が壁に取り付いているので、その水栓を一旦取り外して、専用の分岐金具を取り付け、そこから食器洗い乾燥機に給水(給湯)分岐させる方法になります。
※いずれの方法にしても工事に要する作業時間は、1時間位~半日程度で大丈夫だと思います。
Q5.キッチンの排水の流れが悪いのですが、どうすれば良いですか?(クリックしてね)
【A5】キッチンは残飯や調理の切り屑、油類が排水と混ざって流れるので、どうしてもよく詰まりやすい箇所です。
キッチンの排水は、先ずシンクに設置されたトラップ(下水の臭いや害虫の侵入を防ぐ為の物)に集められ、そこから蛇腹状のホースを通って、メインの配管である排水管に流れていきます。
(※特にマンション等、施工の方法によっては、蛇腹のホースではなくトラップから直接排水管に接続している場合もあります。)
トラップ部分は日常容易にお手入れできるのですが、問題は蛇腹のホース部分です。
このホース部分は口径がかなり細くなっていますし、最近のシステムキッチンではトラップと蛇腹ホースの接続部分にL字状の継手を使用しているメーカーもありますので、トラップの中からブラシ等でお手入れしようとしても全く歯が立ちません。
基本的には油類や夾雑物、牛乳等の乳製品は極力流さないように普段から気を付ける事が大事ですが、それでも流れが悪くなった場合は、市販の液状のパイプ洗浄剤を試してみたり、トラップと蛇腹ホースとの接続部分のナットを手で回して外し、蛇腹ホースの中を直接掃除すると解消される可能性が高いです。
万が一、それでも流れが解消されない場合は、メインの排水管や会所で詰まっている可能性が高いので、専門業者にご相談下さい。
Q6.ガスコンロをIHクッキングヒーターに取替えたいのですが?(クリックしてね)
【A6】ガスコンロからIHクッキングヒーターに取り替える為には、既設のガスコンロに接続されているガス管を撤去(メクラ)し、IHクッキングヒーター用の電源配線工事が必要になります。
通常の家庭の電源コンセントは100Vですが、IHクッキングヒーター用の電源は200Vの電源が必要ですので、分電盤から新たに配線する必要があります。
条件次第では全ての配線を壁内へ隠蔽できますが、後付け工事なので、どうしても一部露出配線となるケースが多いです。
配線工事とIHクッキングヒーターの取付工事にかかる日数は一日もあれば十分だと思いますが、工事費用は現場の状況に応じて様々ですので一概に申せません。
Q7.流し台をシステムキッチンにリフォームするとどれ位費用が必要ですか?(クリックしてね)
【A7】リフォーム工事費用に関しては、現場の状況、新設するシステムキッチンのグレード、付帯設備、付帯工事等によって大きく左右されますので、あくまでも一般的な参考としての費用ですが、キッチン本体を含め最低でも100万円(税込み)程度はかかると思います。
お風呂に関するよくある質問
Q1.お風呂の水栓の温度調整ダイヤルを高温にしてもお湯がぬるい?(クリックしてね)
【A1】お湯がぬるくなる原因として考えられるのは、給湯器の故障(異常)、もしくは水栓の故障です。
どちらが故障しているのか見分ける方法は簡単で、家中のどの蛇口のお湯もリモコンの設定温度よりかなりぬるいと感じたら、給湯器の故障を疑い、お風呂の蛇口から出るお湯だけがぬるいと感じたら水栓の故障を疑います。
水栓の故障の場合、水栓の内部の温度を調節している部材を交換すれば大抵は直りますが、使用開始から15年近く、もしくはそれ以上経過している水栓の場合は、水栓ごと取り替える事をおすすめします。
水栓の修理方法や仕組みについては弊社ホームページコンテンツ「水栓金具のよくあるトラブル質問集」をご覧下さい。
Q2.お風呂を追いだきできる様にしたいのですが、可能ですか?(クリックしてね)
【A2】お風呂を追いだきできる様にするには、給湯器を追いだき機能付きの商品に交換する必要があります。
さらに、その給湯器からお風呂の浴槽まで追いだき用の管を配管し、浴槽に穴を開けて、「循環アダプター」と呼ばれる部材を取付、それに追いだき用の管を接続します。
条件次第では、そこそこ大掛かりな工事(浴槽のやり替え等)をしないと配管できない場合もあるので、事前の現場確認と打ち合わせが必要です。
Q3.お風呂の浴槽だけを取り替えたいのですが、可能ですか?(クリックしてね)
【A3】在来浴室(タイル張りのお風呂)の場合、浴槽だけ取り替えるのは可能ですが、ユニットバスの場合は、設置されているタイプにより可能な場合と、不可能な場合があります。
ユニットバスで浴槽を交換できるタイプの場合、新しい浴槽を購入して取り替えるだけの簡単な工事ですが、在来浴室の場合はそう簡単ではありません。
浴槽は床の洗い場のタイルよりも更に地中に埋め込まれているので、取り出すためには浴槽際の床タイルの一部と、浴槽壁際のタイル一列か二列目まで全て一旦撤去する必要があります。
また、浴槽を取り出した後は、新設する浴槽の寸法に合わせて排水の移設や設置面の基礎のやり替え、ブロック積み等を行い、最終的に撤去した部分のタイルを復旧する必要があります。
ここまでの工程が必要なので、工事日数も最低5日間程度必要になりますし、工事費用も浴槽の大きさやグレードで増減しますが、最低45万円位~55万円(税込み)程度必要になります。
Q4.お風呂に換気扇や浴室暖房換気乾燥機を付けたいのですが、可能ですか?(クリックしてね)
【A4】お風呂に換気扇を新設する場合は、浴室の外壁に穴を開けて、そこに換気扇を取付、換気扇用の電源を近くの電源から分岐し、スイッチを浴室照明のスイッチ近くに新設します。現場の条件次第ですが、一部が露出配線になる場合が多いです。工事日数は1日で十分だと思いますが、費用に関しては現場状況により異なりますので、一概に申せません。
浴室暖房乾燥機を新設する場合は、まず熱源をガスにするか、電気にするか選択する必要があります。
ガスを熱源にする場合は、浴室暖房乾燥機に熱を供給する為のガス熱源機が別個に必要になります。電気を熱源にする場合は、本体の能力によって100Vタイプと200Vタイプがあります。
いずれにしても消費電気容量が多いので、分電盤から専用配線で直接本体に電気を供給する必要があります。作業内容は、電源の工事以外換気扇の新設とほぼ同じで、外壁に穴を開けて本体を取り付け、スイッチの配線をします。
工事日数も1日で何とか大丈夫だと思いますが、本体を除く工事費用は換気扇の取付よりも割高になります。
浴室がユニットバスの場合は、既設の天井換気扇を取り外して、そこに浴室暖房乾燥機を取り付ける事ができます。
Q5.タイル張りのお風呂をユニットバスにリフォームしたい。費用はどれ位必要ですか?(クリックしてね)
【A5】商品のグレードや、浴室の広さ、現場状況等にもよりますが、仮に1坪の広さとすると、工事費+商品代金込みで大体100万円~130万円(税込み)位かかります。
工事日数は4~5日間程度です。
Q6.お風呂のすぐ外側の建物基礎部分がいつも濡れてる?(クリックしてね)
【A6】タイル張りのお風呂の場合、お風呂の浴槽の下や洗い場のタイルの下には給水管や給湯管、排水管等が配管されていますが、配管がタイルの下の土の中に埋められているので、漏水があってもなかなか直ぐに気付く事ができません。
気付くとすれば、お風呂の直ぐ外側の外壁部分がいつも湿っていたり、外壁の下の基礎部分がいつも濡れている等の症状が出て、初めて気付くパターンが多いです。
ですので、その様な症状を発見した場合は、すぐにお近くの水道屋さんに点検に来てもらうようにして下さい。
洗面所に関するよくある質問
Q1.洗面台の水栓だけを交換したいのですが、可能ですか?(クリックしてね)
【A1】もちろん可能です。
但し、どんな形状の水栓にでも交換できるわけではなく、洗面ボウルに元々開いている水栓取付用の穴のピッチ、口径等に適合した商品のみ可能となります。
条件さえ適合すれば、2ハンドル式の混合栓からシングルレバー式の混合栓に交換する事も可能です。
適合品の選定は一般の方では少し難しいので、専門業者に依頼して現場調査してもらうようにして下さい。
水栓の修理方法や仕組みについては弊社ホームページコンテンツ「水栓金具のよくあるトラブル質問集」をご覧下さい。
Q2.洗面台の排水の流れが悪いのですが、どうしたら良いですか?(クリックしてね)
【A2】洗面化粧台では髪の毛等が流れて詰まるのを防ぐ為に、ヘアキャッチャーという網のカゴの様な物が洗面ボウルの排水口の所に設置されています。(設置されてないタイプもあります。)
先ずはそれが髪の毛等で目詰まりを起こしてないか確認して下さい。目詰まりを起こしていると排水が流れないので、綺麗に掃除します。それでも解消されない場合は、次に洗面台のキャビネットを開けて中を覗き込むと、S字状(P字状)のトラップ排水管が見えると思いますが、それが樹脂製の物か、金属製の物か目視や触診で確認します。
金属製の場合は、その部分を外すのに工具が必要になるので、専門業者に来てもらって下さい。
樹脂製の場合は、ナット部分を手で時計と反対方向に回すとナットが緩みS(P)字の部分が外れるので、中に詰まりがないか確認し、詰まりがあれば綺麗に掃除します。それでも詰まりが解消されない場合は、メインの排水管や屋外の会所で詰まっている可能性が高いので、専門業者に依頼して点検してもらうようにして下さい。
Q3.洗面台のキャビネットの中が濡れています。どうすれば良いですか?(クリックしてね)
【A3】洗面台のキャビネットの中が濡れている場合は、給水管からの水漏れ、水栓からの水漏れ、排水管からの水漏れが考えられます。
給水管からの水漏れの場合は、常時水圧がかかっており四六時中漏水しているので、水漏れを発見したら直ぐにお近くの修理業者に連絡してください。
それ以外の水栓からの水漏れや排水管からの水漏れの場合は、水栓を使用したり排水を流した時にだけ漏水するので、使わない限りはとりあえず大丈夫です。
慌てず、どこからどの様にした時に漏水が発生するのかよく観察し、修理業者に電話で状況を伝え、来てもらうようにして下さい。(それによって部材の準備等が事前にできるので、対応が早くなります。)
また、樹脂製の排水管でナットの部分から漏水している場合は、ナットが緩んでいないか確認し、緩んでいる場合は手で時計方向に増し締めすると直るかもしれませんので、一度チャレンジしてみてください。
Q4.洗濯機パンを新たに設置したいのですが?(クリックしてね)
【A4】「洗濯機の排水ホースを直接パイプに差し込んでいる状態の所に洗濯機パンを設置したい。」という依頼のパターンが一番多いのですが、設置可能かどうかは現場の状況によります。
洗濯機パンの排水接続位置はそれぞれ商品によって決まっており、床下での排水管移設工事が可能である環境が必要となります。
床下に潜って作業ができればベストですが、床下に潜れない場合は既存の床板を切って、床上から配管の移設等を行います。
排水管や洗濯用の給水栓、電源コンセント等が近くに全く無い場合は、かなり大掛かりな工事が必要になります。
Q5.洗面化粧台を取り替えたいのですが、工事費はどれ位必要ですか?(クリックしてね)
【A5】洗面化粧台の大きさ等にもよりますが、幅75㎝迄のタイプで配管の移設工事等を伴わない場合は
基本「既設洗面台の撤去処分費(5,500円~6,500円程度)+取替工事費(16,500円程度)+出張費(1,650円~2,750円程度)」となります。※全て税込み
※止水栓等が別途で必要な場合は追加となります。
Q6.お風呂への出入り口付近の床がフワフワしてきたけど、大丈夫?(クリックしてね)
【A6】床がフワフワしてきた原因は恐らく床板の水腐れで、お風呂の出入り口付近はどうしても湿潤になる事が多く、床板等が傷みやすくなります。
原因が単に上(表面)からの水腐れでしたら、余程放っておかないとそれほど重症にはならないと思いますが、浴室のタイルの割れ目などから浴室内の湿気や水分が床下に漏れている場合は、表面の床板だけではなく、根太と呼ばれている床板を支えている木や、土台までもが傷んでくる恐れがあります。
表面の床板だけが傷んでる程度なら床板を張り替える程度で済みますが、根太や土台までもが腐ってくると、やり替えるにはかなりの費用が必要になります。
また、水腐れよりもさらに怖いのは「シロアリ」の存在です。
シロアリは湿気を好むので、水腐れを放っておくとシロアリを呼ぶことになり、シロアリが来ると家中の構造上主要な部分(柱・土台・梁)等が食害され、倒壊の危険を生む事になります。
床がフワフワしてくるよりも前に、少し黒ずんできた位の頃に一度専門業者の点検を受けて下さい。
その他水まわりに関するよくある質問
Q1.水道料金が急に高くなったけど、どうして?(クリックしてね)
【A1】家族人数の増加等、使用状況に特に変化がないのに料金が急に高くなった場合は、どこかで漏水している可能性が高いです。
一度家中の水まわりを点検して、蛇口やトイレ等から水が漏れていないか確認して下さい。
それでも原因が分からない場合は、床下や壁の中、宅地内で漏水している可能性が高いので、直ぐにお近くの水道業者に依頼して下さい。
Q2.お湯を使ってないのに給湯器が時々作動するけど大丈夫?(クリックしてね)
【A2】給湯器の種類にもよりますが、瞬間式の場合は給湯栓を開けると燃焼(作動)するのが基本です。
ですので、お湯を使用していないのに給湯器が作動する場合は、給湯器の故障か、給湯管からの水漏れの可能性があります。
漏水を確認する方法は、家中の水栓(蛇口)を閉めて、自宅の水道元栓があるメーターBOX(量水器)のフタを開け、メーターのパイロット部が回転していないか確認して下さい。
もし回転していれば、給湯管がどこかで漏水しているということになり、回転していなければ、今度は給湯器が故障している可能性を疑いましょう。(水道メーターを使った漏水チェックは完全ではないので、回転していなくても漏水している可能性があります。)
また、ここで気をつけたいのは、冬季にお湯を使用していないのに給湯器が勝手に燃焼する事がありますが、これは給湯器が凍結するのを防止する為の機能が働く為で、漏水ではないので勘違いしないようにして下さい。
Q3.蛇口を開けると水が濁ってるけど、大丈夫?(クリックしてね)
【A3】いいえ、大丈夫ではありません。
水道管に鉛管を使用しているお宅の場合、朝一番に蛇口を開けると白っぽい水が出てくることがあります。これは、鉛の成分が水にとけて白く見えるのですが、少しの間水を出しっぱなしにすると水の色が元に戻ります。
基本的に少しの間水を出しっぱなしにすると色が戻る場合は、異常ないと判断します。但し、ずっと出しっぱなしにしても色が濁っている場合は、明らかにおかしいので、すぐに水道供給事業先(水道局等)へ連絡するようにしましょう。(付近で水道工事をしていたり、付近で火事があった場合にも、水が一時的によく濁ります。)
Q4.蛇口を開け閉めする度に「ゴンッ」とすごい音がします?(クリックしてね)
【A4】これはウォーターハンマーといって、水を開け閉めする事によって生じる圧力変化によって、水道管が振動して音が鳴る現象です。
少し音が鳴っている程度なら良いのですが、最悪酷いケースでは水道管が破損したりする恐れもあります。
改善する為には、ウォーターハンマー防止器を給水管の道中(水栓の近く等)に設置すると良いのですが、どれほど効果があるかどうかは正直やってみないと分からない部分があります。
Q5.浄化槽のブロア(エアーポンプ)の音が最近大きくなってきた?(クリックしてね)
【A5】浄化槽のブロアは、浄化槽内のバクテリアに酸素を供給したり、汚泥返送したり等とても重要な役割をしており、浄化槽の正常な機能を果たすためには無くてはならない物です。
ブロアは年中休む間もなく動いているので、当然どんどん消耗していきます。
消耗が進むと音が大きくなってきたり、やがて止まってしまいます。
単に音が大きくなってきただけの場合は、内部のダイヤフラムという部材を交換すれば改善される場合もありますので、お近くの専門業者にご相談下さい。
Q6.浄化槽を使用していますが、くみ取りは必要ですか?(クリックしてね)
【A6】はい、必要です。
くみ取り便所のように頻繁に汲み取る必要はありませんが、1年に1回は必ず汲み取りを依頼しましょう。
全く汲み取りをしないで使用していると、浄化槽の機能が低下し悪臭の原因となったり、最悪浄化槽の機能が完全に失われ詰まりの原因となります。
Q7.宅地に水道管(上水道)を引き込みたいのですが?(クリックしてね)
【A7】水道管(上水道)が無い宅地に水道管を新設する場合は、その土地の管轄の自治体が指定している水道業者に相談します。(市の指定業者でないと工事ができません。)
水道を宅内に引き込むには、前面道路に埋設されている水道本管から分岐して給水管を新設する必要があり、道路掘削許可、道路使用許可、給水装置工事の許可等が必要になり、事前申請→工事許可→工事→竣工検査→竣工という一通りの流れを組む必要があり、単純な工事でも準備期間を含めると竣工までに最低1ヶ月程度はかかります。
費用は道路状況や、宅地の条件、配管する長さ等で大きく異なりますので、都度見積もりが必要です。
Q8.屋外コンクリート製の会所(排水桝)が割れています。どうすれば良いですか?(クリックしてね)
【A8】会所が割れていると、会所に流れてきた生活排水が全て割れ目から地面に染み込んで、最悪地盤沈下の原因となります。
定期的に会所の中を掃除するのは当然として、会所に割れ等が無いか定期的にチェックするようにして下さい。
軽度な割れであれば、モルタル(セメント)で補修するだけで大丈夫だと思いますが、重度な割れの時は、樹脂製の会所等にやり替える必要があります。
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