ユニットバスの良さって何?

タイル張りのお風呂の画像

ユニットバスの良さって何?
在来浴室と比べどう違うのか?詳しく解説します。

先ずは、在来浴室の簡易断面図の一例をご覧下さい。(クリックすると大きくなります。)

在来浴室断面図

防水層等、内壁の詳細は省いておりますが、
大体こんな感じになっています。
(あくまでも一例です。)

ポイント①浴槽の排水が直接繋がっていない

浴槽の排水は排水パイプに直接繋がっておらず、浴槽下の集水部分で一旦排水を集めた後に、排水パイプから排水されます。

これがとても厄介で、モルタルやコンクリートで造られた集水部分に常に水が落とされるので、この部分が排水により徐々に削られたり、劣化してひび割れ等が入ると、お風呂の排水が建物の地盤に漏れ出します。
(防水施工がきちんとされていて、経年後もきちんと機能している場合は、防水層にキズが無い限り外に漏れません。)

ポイント②タイル等が割れると、そこから水が漏れる

浴室の床のタイルや壁のタイルにひび割れ等が入ると、浴室内の水分や湿気が浴室外に漏れて、建物の躯体を傷めたり腐らせたりする原因になります。
(防水施工がきちんとされていて、経年後もきちんと機能している場合は、防水層にキズが無い限り外に漏れません。)

ポイント③断熱材が無い

浴室の床のタイルの下は、大抵コンクリートと土だけで断熱材がありません。
また、浴室の壁もブロック塀などで施工されている場合、断熱材がありません。

その影響で、浴室内はとても寒く、温まりにくく、浴槽のお湯も冷めやすく、ヒートショック(突然死)を起こしやすい上に給湯にかかるコストが高くなります。

ポイント④湿気が籠りやすい

図を見ていただくとお分かりだと思いますが、浴室の下には土がぎっしり詰まっています。

この土は、浴室のタイルや建物の基礎等に囲まれており、湿気が逃げる場所が無いので、常に湿っています。

更に先程解説したように、床のタイルにひび割れ等があると、浴室内の水分や湿気がどんどん土に吸収され、より湿潤状態になります。

また、タイル下のモルタルやコンクリートも水分を吸収する材料なので、常に湿った状態です。

在来浴室は常にこういう状態なので、カビが発生しやすく、床が乾きにくい影響で滑って転倒したりするリスクが伴います。

ポイント⑤メンテナンスが出来ない

在来浴室の場合、給水管、給湯管、排水管等は全てタイルの下やタイルの中に埋まっているので、タイルの下等で水漏れが発生していても気付けなかったり、修理するのにもタイルを割ったり、浴槽を取り外したり等、かなりの費用が必要となります。

次にユニットバスの簡易断面図の一例をご覧下さい。(クリックすると大きくなります。)

ユニットバス断面図
内壁の詳細等は省いておりますが、
大体こんな感じです。
(あくまでも一例です。)

ポイント①浴槽の排水が繋がっている

在来浴室の場合は、浴槽の排水が排水管と直接繋がっていませんでしたが、ユニットバスの場合は、排水管と直接繋がっており、トラップも付いているので、悪臭や害虫の進入を防げます。パイプが割れたりしない限り、経年劣化による排水の漏れはほぼ心配ありません。

ポイント②壁や床からの漏水がない

在来浴室の場合は、床や壁のタイルが破損するとそこから漏水する恐れがありましたが、ユニットバスの場合は、床も壁もパネルで造られているので、ジョイント部のパッキンやコーキングが劣化や剥離しない限り、外に漏水する事はありません。

ポイント③断熱材がある

在来浴室の場合は、床や壁に断熱材がありませんでしたが、ユニットバスの場合は、床のパネル、壁のパネル、天井のパネル、浴槽本体等に断熱材を付けることができるので、浴室内は温かく、浴槽の水も冷めにくく、ヒートショック(突然死)を防ぎ、給湯にかかるコストも抑える事ができます。

ポイント④湿気が籠りにくく、お手入れが簡単

在来浴室の場合は、浴室内のモルタルやコンクリート等が水分を吸収し、また地盤の土が非常に湿潤した状態であるので、非常に浴室内に湿気が籠りましたが、ユニットバスの場合は、床や壁パネルが水分を吸収することは無く、床下もコンクリートの基礎に覆われており空間になっているので、カビが発生しにくく、床も直ぐに乾くので、滑って転倒したりするリスクを減らせたり、お手入れも非常に簡単です。

ポイント⑤メンテナンスが可能

在来浴室の場合、給水管、給湯管、排水管に水漏れ等のトラブルが生じた場合にメンテナンスが出来ない状態でしたが、ユニットバスの場合は、床下に空間があるので、水漏れ等が発生しても床下に入って作業する事で修繕できます。
(但し、マンション用等一部のユニットバスは、メンテナンスに十分な床下空間が確保されていない場合があります。)

◎まとめ

いかがでしたか?
ユニットバスの良さをご理解いただけましたでしょうか?

在来浴室の悪い点のみ解説しましたが、在来浴室の場合の最大の良さは、何といっても自由な設計が可能な所です。

ユニットバスだとどうしても規格の商品になってしまいますが、在来浴室の場合は、部屋の大きさ、浴槽の形状、材質、仕上げ材の素材等、全て自由な発想で造る事ができます。

ですので、かなりこだわりのある浴室を希望される方には、在来浴室工法の方がおすすめです。

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