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水まわりリフォーム相談室第104回目「お風呂の排水管を移設できますか」

一戸建て露出配管

こんにちは、『水まわりリフォーム相談室』第104回目です。

皆さんも是非、参考にして下さい!!

タイトル「お風呂の排水管を移設できますか」

相談者は東京都国立市の一戸建て住宅にお住まいの方です。

2階にあるお風呂やトイレ出た後、排水すると下の部屋に水が流れる音が響きます。
一階の天井(お風呂の床下)にお風呂とトイレの排水管があるためのようです。

リフォームによって、排水管を一階と二階の間ではなく、例えば、お風呂やトイレから2階の外壁の方向に向かって排水管を移設し、そのまま外壁を伝って下に管を伸ばすなどはできるのでしょうか。その他、有効な対策はあるのでしょうか。

建物の構造が不明なので確かな回答はできませんが、いずれにしても大工事になりますし、それが理想だとはあまり思えません。

露出配管出来れば音の問題は解決できるかも知れませんが、今度は配管が直射日光や風雨に曝されることになるので、配管自体の劣化は早くなります。(外観も損ないます。)

露出配管できるとしても、外壁に穴を開ける必要もあり、雨漏れの心配や気密性を損なう事にも繋がります。
また、配管する際に仮設足場も必要になると思いますし、屋外配管の接続工事も必要になると思いますので、想像よりも費用がかなり必要です。

音だけの問題であれば、例えば配管に防音材を施工するとか、天井や躯体を工夫して音を軽減する等の措置を施す等、そちらの案の方が費用的にも安く済むかもしれません。

一戸建て露出配管

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この記事を書いた人

【株式会社近畿住設の代表取締役】
大学卒業後リフォーム会社に就職し、営業から施工管理、引渡しまでの業務を一貫して担当。その後、父の会社である株式会社近畿住設に入社。
27歳で結婚し、現在2児の父親。

株式会社近畿住設では、配管工として、主に一戸建て住宅の給排水配管施工業務を長年経験し、現在は、前職の経験も活かしつつ、水回りのリフォームを中心に、営業から施工までオールマイティーに活動しています。

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