こんにちは、『水まわりリフォーム相談室』第78回目です。
皆さんも是非、参考にして下さい!!
タイトル「築30年お風呂のバスタブだけ交換するリフォームはできますか?」
相談者は岐阜県大垣市の一戸建て住宅にお住まいの方です。
- 築30年のお風呂のリフォームを検討しています。
現在は、ユニットバスではなく、古くて深めなバスタブです。それを、最新の大きめで浅いバスタブにリフォームすることは可能でしょうか?バスタブだけ交換のイメージをしています。
70歳を越えた両親と同居することになりました。現在の深いバスタブに入ることが少しずつ億劫になってきたようなので入りやすいバスタブに替えたいです。電気温水器は新しいものに替えたばかりなので、そのまま利用できますか? -
浴槽の形状は大きく分けて3種類あり、和風、和洋折衷、洋風タイプとあります。
古来の浴槽は和風タイプが主で、大きさはコンパクトながら深さが深い形状でした。
おそらくご相談者様のご自宅に設置されている浴槽は、この和風タイプの浴槽だと思います。
現在主に使用されているのは、和洋折衷タイプと言われている形状で、和風タイプに比べ大きさが大きく、深さが少し浅い造りになっています。
洋風タイプは浴槽の大きさが一番大きく、深さもかなり浅くなっているので、足を伸ばしてゆったりできます。
和風タイプを和洋折衷タイプ、又は洋風タイプに取替える場合、浴槽の大きさが大きくなるので、浴室全体の寸法や搬入経路に余裕が無ければ設置出来ません。
また、浴槽を交換する場合、浴槽の周囲の壁のタイル最低1段から2段、洗い場の床タイルの一部等を撤去する必要があり、費用的にはユニットバスを設置する程までは必要無いと思いますが、一般的にそれの半分~2/3程度の費用が必要になります。
ご予算もあるかと思いますが、ご高齢の方が使用するのであれば、思い切ってユニットバスにリフォームされた方が、断熱性、安全性、快適性が一層高まります。
既設の電気温水器に関しては、おそらく問題なく引き続き使用可能だと思います。
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