皆さんは「IoT住宅」というのをご存知ですか?
別名「スマートホーム」とも言われていますが、正直私も良く理解できていないのですが、要するに最先端技術を利用したより便利でより快適な家という意味だと理解しています。
もう少し具体的に説明しますと、例えばスマホ一つで家の鍵を施錠したり、照明を付けたり、家中の家電のリモコンをスマホ一つで操作できるようにしたり、今流行りのAIスピーカーと連動させたり等・・・要するにより便利になるという発想です。
おそらく、より便利でより快適になるというのは間違いではないのですが、でもどうなんでしょうか?私の場合は不安の方が大きいです。
どういう不安かと言うと、最近問題にもなっているスマートキーの仕組みを悪用した車の盗難等と一緒で、悪用すると簡単に家に侵入されたり、知らない間に勝手に家電が起動して火事になったり等、そういう事件が増えそうで怖いです。
IoT住宅に関わらず、最近の世の中はどんどん便利になっていますが、その分犯罪者が犯罪を犯すリスクはどんどん小さくなっている感じがします。
例えば現金を奪おうとすると、その人から直接お金を奪う必要がありますが、キャッシュレスの場合は、世界中の何処にいてもネット環境さえあればお金を盗もうと出来るわけですから、犯罪者が罪を犯すリスクとしては極端に小さくなっているのではないでしょうか?
私達にとって便利になるという事は、犯罪者にとっても便利になるというリスクを忘れてはいけませんね。
さて、少し横道に逸れましたが、「IoT住宅」の一環でとても素晴らしい商品もご紹介させていただきます。
これはある給湯器メーカーのカタログから抜粋した画像ですが、給湯器のリモコンが無線LANで繋がっており、給湯器の使用状況をスマホで確認できるという商品です。
この商品は、同居者の方のお風呂の入退室をリモコンのセンサーが感知して、同居している方のスマホに情報が伝えられます。
また、予め設定していた入浴時間を経過するとアラームで通知してくれる機能もあるので、浴室内での万が一の事故にもいち早く気付く事ができます。
また更に同居者だけでなく、例えば遠方に暮らす親御さんのご自宅にこの商品を取付ければ、遠方に暮らす親御さんの給湯器の使用状況等もスマホで確認する事ができるので、簡単に見守る事ができます。
高齢化社会を見据え、こういう見守り機能はこれからもどんどん発達していくと思いますし、こういう機能はとても前向きで素晴らしい商品だと思います。
工事をご希望の方はお気軽に弊社までご相談下さい。
コメント