◎子育てエコホーム支援事業の概要
≪注意≫弊社は新築工事は取り扱っていないので、リフォーム工事についてのみのご説明となります。
エネルギー価格や物価高騰の影響を受けやすい子育て世帯や、若者夫婦世帯が高い省エネ性能を有する新築住宅の取得や、住宅の省エネ改修等に対して支援する事で、省エネ投資の下支えを行い、2050年カーボンニュートラルの実現を図ることを目的とした事業です。
事業の目的のターゲットは、「子育て世帯・若者夫婦世帯」とされていますが、世帯を問わず、一定の条件を満たしたリフォーム工事（エコ住宅設備の設置、開口部の断熱改修、外壁、屋根・天井または床の断熱改修等）を行った場合、所定の補助金額が国から交付（業者から還元）される事業です。
◎一定の条件（対象となる工事）
下記の要件を満たしたリフォーム工事に対して、所定の補助金額が交付されます。
【必須工事】
①エコ住宅設備の設置（太陽熱利用システム、高断熱浴槽、高効率給湯器、蓄電池、節水型トイレ【清掃しやすいトイレorそれ以外】、節湯水栓）
②開口部の断熱改修（ガラス交換、内窓設置、外窓交換、ドア交換）
③外壁、屋根・天井または床の断熱改修
※①～③のいずれかの工事が必須となります。
【上記必須工事のいずれかと合わせて行う工事】
④子育て対応改修（家事負担の軽減に資する設備の設置、防犯性の向上に資する開口部の改修、生活騒音への配慮に資する開口部の改修、キッチンセットの交換を伴う対面化改修）
⑤防災性向上改修（ガラス交換、外窓交換）
⑥バリアフリー改修（手すりの設置、段差解消、廊下幅等の拡張、衝撃緩和畳の設置）
⑦空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
⑧リフォーム瑕疵保険等への加入
※但し、1申請あたり①～⑧の合計補助金額が5万円未満の場合は申請できません。（例外を除く）
◎交付される補助金額
交付される補助金額の上限は
若者夫婦世帯・子育て世帯の場合
①既存住宅を購入し、リフォームを行う場合・・・・・・5～60万円/戸
（※但し、売買契約が100万円（税込）以上で、自ら居住することを目的に購入する住宅について、売買契約締結から３ヶ月以内にリフォーム工事の請負契約を締結する場合に限る。）
②長期優良住宅の認定（増築・改築）を受ける場合・・・5～45万円/戸（※自ら居住が必須）
③上記以外のリフォームを行う場合・・・・・・・・・・5～30万円/戸（※自ら居住が必須）
※若者夫婦世帯とは、申請時点において夫婦であり、令和5年4月1日時点でいずれかが39歳以下（すなわち、昭和５８（１９８３）年４月２日以降出生）の世帯。ただし、令和６年３月末までに工事着手する場合においては、令和４年４月１日時点でいずれかが３９歳以下（すなわち、昭和５７（１９８２）年４月２日以降出生）の世帯。
※子育て世帯とは、申請時点において子を有する世帯で、子の年齢が、令和5年4月1日時点で18歳未満（すなわち、平成１７（２００５）年４月２日以降出生）の子を有する世帯。ただし、令和６年３月末までに工事着手する場合においては、令和４年４月１日時点で18歳未満（すなわち、平成１６（２００４）年４月２日以降出生）の子。
その他世帯の場合
①長期優良住宅の認定（増築・改築）を受ける場合・・・・5～30万円/戸
②上記以外のリフォームを行う場合・・・・・・・・・・・5～20万円/戸
※その他世帯には、法人や管理組合を含む
◎工事ごとの補助金額の目安
①エコ住宅設備の設置
1.太陽熱利用システム 30,000円/戸
2.高断熱浴槽 30,000円/戸
3.高効率給湯器 30,000円/戸
4.蓄電池 64,000円/戸
5.節水型トイレ（掃除しやすいトイレ）22,000円/台
6.節水型トイレ（上記以外） 20,000円/台
7.節湯水栓 5,000円/台
②-1開口部の断熱改修（省エネ基準レベル）
1.ガラス交換 （小）3,000円/枚 （中）8,000円/枚 （大）11,000円/枚
2.内窓設置、外窓交換 （小）17,000円/箇所 （中）20,000円/箇所 （大）25,000円/箇所
3.ドア交換 （小）32,000円/箇所 （大）37,000円/箇所
②-2開口部の断熱改修（ZEHレベル）
1.ガラス交換 （小）4,000円/枚 （中）10,000円/枚 （大）14,000円/枚
2.内窓設置、外窓交換 （小）22,000円/枚 （中）27,000円/枚 （大）34,000円/枚
3.ドア交換 （小）43,000円/枚 （大）49,000円/枚
③外壁、屋根・天井または床の断熱改修
1-1外壁（省エネ基準レベル） 112,000円/戸（部分改修の場合は56,000円/戸）
1-2外壁（ZEHレベル） 151,000円/戸（部分改修の場合は75,000円/戸）
2-1屋根・天井（省エネ基準レベル） 40,000円/戸（部分改修の場合は20,000円/戸）
2-2屋根・天井（ZEHレベル） 54,000円/戸（部分改修の場合は27,000円/戸）
3-1床（省エネ基準レベル） 72,000円/戸（部分改修の場合は36,000円/戸）
3-2床（ZEHレベル） 96,000円/戸（部分改修の場合は48,000円/戸）
④子育て対応改修
・家事負担の軽減に資する設備の設置
1.ビルトン食器洗機設置 21,000円/戸
2.掃除しやすいレンジフード設置 13,000円/戸
3.ビルトイン自動調理対応コンロ設置 14,000円/戸
4.浴室乾燥機設置 23,000円/戸
5.宅配ボックス設置 11,000円/戸（共用の場合11,000円/ボックス）
・防犯性の向上に資する開口部の改修
1.外窓交換（小）22,000円/箇所 （中）26,000円/箇所 （大）37,000円/箇所
2.ドア交換（小）38,000円/箇所 （大）54,000円/箇所
・生活騒音への配慮に資する開口部の改修
1.ガラス交換 （小）3,000円/枚 （中）8,000円/枚 （大）11,000円/枚
2.内窓設置、外窓交換 （小）17,000円/箇所 （中）20,000円/箇所 （大）25,000円/箇所
3.ドア交換 （小）32,000円/箇所 （大）37,000円/箇所
・キッチンセットの交換を伴う対面化改修
キッチンセットの交換を伴う対面化改修 90,000円/戸
⑤防災性向上改修
1.ガラス交換 （小）7,000円/枚（中）12,000円/枚（大）17,000円/枚
2.外窓交換 （小）16,000円/箇所（中）27,000円/箇所（大）41,000円/箇所
⑥バリアフリー改修
1.手すりの設置 5,000円/戸
2.段差解消 7,000円/戸
3.廊下幅等の拡張 28,000円/戸
4.衝撃緩和畳の設置 20,000円/戸
⑦空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
1.エアコンの冷房能力2.2kW以下 19,000円/台
2.エアコンの冷房能力2.2kW超～3.6kW未満 23,000円/台
3.エアコンの冷房能力3.6kW以上 26,000円/台
⑧リフォーム瑕疵保険等への加入
リフォーム瑕疵保険等への加入 7,000円/契約
◎補助対象期間（リフォーム）
令和５年１１月２日（令和５年度経済対策閣議決定日）以降に工事に着手するものが対象。
但し、工事請負契約後に行われる工事であることが条件。
◎まとめ
「こどもエコすまい支援事業」に引き続き、「子育てエコホーム支援事業」が新設されました。
内容は前回の「こどもエコすまい支援事業補助金」制度をほぼそのまま引き継いだ形になっており、今回もリフォームに関しては、全世帯が補助金の対象となりますので、今後リフォームを予定されている方はこの機会を是非ご利用下さい！！
注意点としては「予算が無くなり次第終了」されるので、ご利用される方はできるだけ早くご検討下さい。
ちなみに前回の「こどもエコすまい支援事業補助金」は、9月28日に締め切られました。
※子育てエコホーム支援事業の内容に関しては、上記掲載内容から一部変更となる場合もございますので、最新の情報は、下記お問い合わせ先の「子育てエコホーム支援事業お問い合わせ窓口」までご確認お願い致します。
子育てエコホーム支援事業チラシ
◎お問い合わせ
※子育てエコホーム支援事業やリフォームのお問い合わせはコチラをクリックして下さい。
※「子育てエコホーム支援事業」についての詳細は
「子育てエコホーム支援事業公式ホームページ」https://kosodate-ecohome.mlit.go.jp/
または、「住宅省エネ2024キャンペーン補助事業合同お問い合わせ窓口」
☎0570-055-224 または、IP電話等からのお問い合わせ☎03-6625-2874までお問い合わせ下さい。
受付時間：9：00～17：00（土・日・祝含む）
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