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工事ブログCase6.和歌山市K様邸トイレロータンク修理工事

先日、お客様から便器を取り替えたいので見積りして欲しいとご依頼がありました。

実はそのお客様は、1年半ほど前に同じ内容で弊社にご依頼いただき、お見積りさせていただいていたお客様で、当時はご契約に至りませんでした。

てっきり他社で施工したものと思っていたので、正直驚きましたが、事情がありあれからまだ施工に至っていないという事なので、再度現調させていただく事になりました。

そのお宅は1階にトイレが1箇所、2階にトイレが2箇所ありました。

今回はそのうち2箇所の便器を取り替えたいとの事で、早速現調を開始しました。

1箇所目の現調が終わったところで、お客様に「何故便器を取り替えたいのですか?」という質問をすると、「トイレが3箇所とも壊れていてとても不便なので、本当は3箇所とも取り替えたいんですが、費用がかかるのでとりあえず2箇所替えて欲しい」との事でした。

「トイレが壊れている?」

どういう症状かお聞きすると、「タンクに水が溜まらなくなってしまったんです・・・。」との事。

早速タンクの蓋を開けて中を確認しました。

この様な状況です

シューッという音がして少しずつではありますが、タンクに水が溜まっていきますが、確かにとても使える状況ではありません。

こんな状況が3箇所全てで発生しているとの事でした。

陶器のタンクの中に樹脂製のタンクがセットされているパターンのTOTO製品の便器は、まだ比較的に新しく大体15年位前の商品でした。

便器自体の汚れも見た感じそれほど気にならないので、

「これが簡単に直るとするとどうですか?」

「それでも便器をお取替えされたいですか?」

とお客様に質問しました。

すると、お客様が

「えっ?簡単に直るんですか?」と尋ねるので

「部品の交換だけですぐ直りますよ?」とお答えしました。

この症状は、タンクに溜まる水量を制御している”ダイヤフラム”という小さな部品が故障しているので、それを交換すれば簡単に直ります。

お客様はしばらく考え込んで

「直るんだったら修理でお願いしたいです。」

とご依頼されたので、見積もり作業を中止して、急遽修理作業を開始しました。

こちらがそのダイヤフラムという部材です。固定している部材とセットで「TH405S 定価660円」の商品です。

TOTOダイヤフラム部

この部品を交換する事でこの様に改善します。

今回は3箇所交換させていただいたので、部品と工事代金合わせて¥14,770円でした。

商売的には勿論便器を取替えさせていただく方が有難いのかも知れませんが、お客様のご要望をしっかり汲み取る事ができ、お客様に喜んでいただけた事の方が私自身とても嬉しかったです。

(それよりも、一番最初にご訪問した時にお客様のご要望をきちんと汲み取れていなかった事に猛反省です・・・。)

同じ様な症状でお悩みの方は、お気軽にご相談下さい!!

ロータンク内部画像

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この記事を書いた人

株式会社近畿住設の代表取締役
大学卒業後リフォーム会社に就職し、その後父の会社を引き継ぐ。
27歳で結婚し、現在2児の父親。
リフォーム会社での営業、現場管理の経験と、現会社での配管工としての経験を活かし、水まわりのリフォームを中心に、営業から施工までオールマイティーに活動しています。

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