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洗濯機パンについて

64㎝タイプ洗濯機パン

皆様、こんにちは。

今回は「洗濯機パン」について解説したいと思います。

どうして「洗濯機パン」をテーマとして取り上げたかと申しますと、この洗濯機パンの必要性や機能について皆様の関心が結構高いと見受けられたので、今回取り上げさせていただきました。

目次

part1.洗濯機パンとは何か?

洗濯機パンとは主に樹脂製のプレート状の商品で、洗濯機の下に設置して使用します。

プレート状の板の一部に直径15㎝程の穴が空いており、その部分に排水トラップという部材を組み付けて使用します。

サイズは主に、四方が64㎝の正方形のタイプや、二方が74㎝、80㎝、90㎝の長方形タイプの商品があります。

64㎝タイプは主に全自動洗濯機(ドラム式以外)に使用され、74㎝タイプは主にドラム式全自動洗濯機に使用されます。
その他80㎝や90㎝タイプは、主に2槽式洗濯機等に使用されます。

Part2.洗濯機パンの役割(メリット)

洗濯機パンの役割(メリット)についてですが、大きく2つあります。

①洗濯機が結露して床板を傷めるのを防ぐ役割

洗濯機の底等が結露する場合がありますが、洗濯機パン無しで洗濯機を床に直置きしていると、その結露水で洗濯機の真下の床板にカビが発生したり、床板を傷める原因になる事があり、それを防げます。

②洗濯機本体や洗濯機排水ホースからの水漏れによる被害を防ぐ役割

洗濯機が経年劣化すると、洗濯機本体から水漏れが発生したり、洗濯機の排水ホースに穴が空いたり、ホースが抜けたり等のトラブルが発生する恐れがあり、万が一の水漏れの際に階下への水漏れや、建物や家財等への水漏れの被害を最小限に防ぐことが出来ます。

Part3.洗濯機パンのデメリット

洗濯機パンのデメリットですが、基本的に洗濯機パン本体は洗濯機よりも大きいので、パンを設置するとなると余分なスペースが必要になります。

間取りに余裕があるお宅だと良いのですが、洗濯機パンを設置する事で、隣に設置する洗面化粧台が小さい商品しか設置出来なかったり、無駄なスペースが生まれるので、そのスペースを生かす工夫が必要となります。

また、設置状況によっては、洗濯機パンの排水トラップ部分が洗濯機の下に隠れる形になる場合もあり、トラップ部分のお手入れが大変だったり、洗濯機パン本体の清掃も洗濯機本体を一旦パンの上から下ろしたりする必要もあり、少し大変です。

Part4.洗濯機パンを後付けするには?

先ずは下の図をご覧下さい。

左の図が洗濯機パン設置した場合の断面概略図で、右側が洗濯機パン無しの場合の断面概略図です。

先ず、洗濯機パンを設置する場合ですが、左の図を見てもらうとよく分かりますが、洗濯機パンに排水トラップを取付けて、床下の空間で排水パイプと接続されているのがよく分かると思います。

かたや、右の図を見てもらうとよく分かりますが、洗濯機パン無しの場合は、排水パイプが床上まで立ち上がっており、その排水パイプの中に排水トラップが設置されている様子がよく分かると思います。

この違いが大きな違いで、洗濯機パンを設置する場合は、排水トラップを床下に設置する必要があるので、床にトラップを設置するだけの大きな穴(φ150mm程度)を開ける必要があり、また配管の接続を床下空間で施工する必要があります。

ですので、例えば洗濯機パンが無い場所に洗濯機パンを新たに設置する場合は、床に新たに大きな穴を開けて、床下で配管を移設して接続する必要があります。(主に戸建ての場合)

また逆に、洗濯機パンを撤去して洗濯機パンを無しにする場合は、床下から床上まで配管を立ち上げる必要があり、更に洗濯機パンを撤去すると床に大きな開口が開いているので、それを修繕する(塞ぐ)必要があります。

そして、もう一つ重要なポイントは、洗濯機パンを設置しない場合は、何処にでも排水管を立ち上げれば良いのですが、洗濯機パンを設置する場合は、洗濯機パンの種類や大きさにより排水トラップの位置が確定してしまうので、そのトラップ設置位置に例えば床板を支える根太や大引等の干渉物があると、撤去したり移設する必要があります。

従って、洗濯機パンの後付けは条件が揃えば可能ですが、見た目ほど簡単な工事では無いという事がご理解いただけたと思います。

Part5.まとめ

いかがでしたでしょうか?

洗濯機パンについて少しはご理解いただけましたでしょうか?

最終的に必要か必要でないかは、お施主様のご判断だと思います。
洗濯機パンは絶対に必要な物ではないですし、無いよりかあれば少しメリットがあるといった感じでしょうか。

ただ、マンションや集合住宅の場合は、万が一の階下への漏水事故を防ぐ為にもあった方が心強いと思います。

但し、排水トラップ内を定期的に清掃していないと、詰まりによる階下への水漏れ事故を起こす恐れがありますので、メンテナンスは怠らない様に気を付けて下さい。

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